合併症とは?

合併症とは?

合併症とは、どのような病気なのでしょうか?

まず合併症という病名の病気があるわけではありません。

では、合併症ってどういうものなのかを学んでいきましょう。

<$mt:Include module="アドセンス03"$>たとえば、糖尿病の患者さんがいるとします。

糖尿病という病気は、血液中のブドウ糖濃度の調節をうまくできなくなり、尿と一緒に糖が体外に排出されるという病気です。

しかし、尿と一緒に糖が体外に排出されること自体はそれほど問題ではありません。

糖尿病の怖いところは、血液中のブドウ糖濃度が慢性的に長くなることによって引き起こされる様々な新しい病気や症状が問題です。

たとえば、糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症などは糖尿病患者がなりやすい病気として有名です。

つまり合併症とは、本来、かかっている病気が原因で、別の病気が引き起こされる、その新しく引き起こされた病気や症状のことをいいます。

今回の例でいうと、糖尿病患者が血液中のブドウ糖濃度が高くなる状態が続くことで、糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症などの合併症を引き起こされるということです。

また、上記のような現在の病気を原因とするものだけでなく、検査や手術などの治療が原因によって引き起こされる病気や症状も合併症といいます。

たとえば、近視矯正手術として有名なレーシック手術を受けると、まれに上皮細胞が増殖し、角膜周辺が白っぽくなることがあります。
これをエピセリウムイングロースといってレーシック手術が原因で起こる合併症のひとつです。

ちなみに手術や検査ではなく、薬物を原因とする病気や症状は副作用と呼ばれ使い分けられています。

手術や検査が原因で起こる合併症は、どれだけ注意をして最善の治療をしても完全に回避することは不可能であり、医療ミスとは異なります。

ちなみに合併症には、同じような意味の言葉としては、「併発症」、「余病」などという言い方もあります。